代表挨拶
こんにちは、JIN代表の須田万勢(ませい)と申します。
JINのホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます!
さて、僕はかれこれ医者を15年以上やっていますが、最近気づいたことがあります。
医学は進歩し続けているはずなのに、「平均寿命」と「健康寿命」のギャップ=日常生活に制限が生じる期間は未だに10年のまま、短くなっていないのです(https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/hale/h-01-002.html)。
それはなぜなのでしょうか?
答えは、「自分が気づかないうちに進む老化」のせいです。
寝たきりになる原因は、認知症、脳血管疾患、骨折などが上位に上げられ。
それらはまさに、気づかないうちに進む脳の老化、血管の老化、筋骨格の老化です。
医療は、病気になった人に対する道具であり、病気を予防する道具ではありません。老化は病気ではないので、医療は対応してくれません。実は、これらの臓器の老化に対抗できるのは、自分自身の生活を通してのみなのです(主には、食事、運動、睡眠が影響します)。
それなのに、国民皆保険と介護保険がほぼカバーしてくれる医療福祉に頼り切って、なにかあったら病院に行けばいいと思ってしまい、生活の中での「自助努力」をしない人があまりに多くなってしまったので、臓器の老化が止められないのです。医療が盲目的に信頼されるようになったせいで、逆説的に上記の「ギャップ10年問題」が解決不能に陥っているというのは、なんという皮肉でしょうか。
老化だけではありません。僕たちは生活の中で、様々な心身への負担をかけています。
糖分の多い食事をすれば血糖が上がりやすくなり、悪い姿勢のままデスクワークを数時間もすれば筋肉(筋膜)に異常が出やすくなります。また、お酒を飲んですぐ寝れば心拍数が高いまま、眠りが浅くなってしまいます。
このような「小さな体調不良」に困っている方は、本当にたくさんいらっしゃいます。いや、困っていると言える方は「まだまし」です。体調不良に「気づけなく」なって(感度が低くなって)、めっちゃ体に負担がかかっているのに「大丈夫」と思っている方が最近増えているのです。
体にいいこともしたいけど、悪いこともしたい。人間とはそういうものです。体に対して悪い影響をゼロにすることはできません。しかし、その影響を、生活の中で小さく「リセット」し、心身の余力を保ったままで生活することは、「技術」として習得できます。そのリセットのための生活の技術を、「養生(Yo-Jo)」と呼びます。英語で言えば、”lifestyle medication”、つまり、薬ではなく生活を処方する、という意味です。
最近、「パフォーマンスアップ」を謳ったライフハックのメソッドがたくさん出版されています。しかし、現状で高いパフォーマンスを求められている方に、さらに高いパフォーマンスを期待するのは苦しいことです。僕は、パフォーマンスよりも「余力を生む」ことが先決と考えます。生まれた余力の中で、本人が勝手にパフォーマンスを上げる、という順番です。
これは医療と目指すところが違います。医療は「病気をゼロに」するのが目的、養生は「生活をラクに」することが目的なのです。
養生には「5本柱」(食・運動・睡眠・呼吸・思考)があり、続けるための「3原則」(快いこと、データドリブン、伴走者の存在)があります。
養生の具体的な技術は、やりたいと思う人であれば誰でも習得できます(Youtubeで公開していますので、ぜひご覧いただき、よいと思ったら「いいね」とチャンネル登録をお願いします)。自分の心身を変化させる方法を知り(”know yourself”)、 自分で変化に気付けるようになる(”find yourself”)ことができれば、生活は確実に変わります。
実際それらにより、僕自身の体が大きく変わりました。食後の眠気が少なくなったり、歩き方が変わって股関節の痛みがなくなったり。うつっぽい気分になることも少なくなりました。
変わったのは僕だけではありません。JINで養生を提唱し始めてから5年。世の中が変わりました。JINと一緒に、養生を世に広め、また養生のコンセプトに合った商品開発をしたいという企業さんが増えてきたのです。
これからも、みんなで力を合わせて、日本から養生(Yo-Jo)を世界に発信していきたいと思います。
引き続き、応援いただけますよう、どうかよろしくお願いいたします!!
こんにちは、JIN代表の須田万勢(ませい)と申します。
JINのホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます!
さて、僕はかれこれ医者を15年以上やっていますが、最近気づいたことがあります。
医学は進歩し続けているはずなのに、「平均寿命」と「健康寿命」のギャップ=日常生活に制限が生じる期間は未だに10年のまま、短くなっていないのです(https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/hale/h-01-002.html)。
それはなぜなのでしょうか?
答えは、「自分が気づかないうちに進む老化」のせいです。
寝たきりになる原因は、認知症、脳血管疾患、骨折などが上位に上げられ。
それらはまさに、気づかないうちに進む脳の老化、血管の老化、筋骨格の老化です。
医療は、病気になった人に対する道具であり、病気を予防する道具ではありません。老化は病気ではないので、医療は対応してくれません。実は、これらの臓器の老化に対抗できるのは、自分自身の生活を通してのみなのです(主には、食事、運動、睡眠が影響します)。
それなのに、国民皆保険と介護保険がほぼカバーしてくれる医療福祉に頼り切って、なにかあったら病院に行けばいいと思ってしまい、生活の中での「自助努力」をしない人があまりに多くなってしまったので、臓器の老化が止められないのです。医療が盲目的に信頼されるようになったせいで、逆説的に上記の「ギャップ10年問題」が解決不能に陥っているというのは、なんという皮肉でしょうか。
老化だけではありません。僕たちは生活の中で、様々な心身への負担をかけています。
糖分の多い食事をすれば血糖が上がりやすくなり、悪い姿勢のままデスクワークを数時間もすれば筋肉(筋膜)に異常が出やすくなります。また、お酒を飲んですぐ寝れば心拍数が高いまま、眠りが浅くなってしまいます。
このような「小さな体調不良」に困っている方は、本当にたくさんいらっしゃいます。いや、困っていると言える方は「まだまし」です。体調不良に「気づけなく」なって(感度が低くなって)、めっちゃ体に負担がかかっているのに「大丈夫」と思っている方が最近増えているのです。
体にいいこともしたいけど、悪いこともしたい。人間とはそういうものです。体に対して悪い影響をゼロにすることはできません。しかし、その影響を、生活の中で小さく「リセット」し、心身の余力を保ったままで生活することは、「技術」として習得できます。そのリセットのための生活の技術を、「養生(Yo-Jo)」と呼びます。英語で言えば、”lifestyle medication”、つまり、薬ではなく生活を処方する、という意味です。
最近、「パフォーマンスアップ」を謳ったライフハックのメソッドがたくさん出版されています。しかし、現状で高いパフォーマンスを求められている方に、さらに高いパフォーマンスを期待するのは苦しいことです。僕は、パフォーマンスよりも「余力を生む」ことが先決と考えます。生まれた余力の中で、本人が勝手にパフォーマンスを上げる、という順番です。
これは医療と目指すところが違います。医療は「病気をゼロに」するのが目的、養生は「生活をラクに」することが目的なのです。
養生には「5本柱」(食・運動・睡眠・呼吸・思考)があり、続けるための「3原則」(快いこと、データドリブン、伴走者の存在)があります。
養生の具体的な技術は、やりたいと思う人であれば誰でも習得できます(Youtubeで公開していますので、ぜひご覧いただき、よいと思ったら「いいね」とチャンネル登録をお願いします)。自分の心身を変化させる方法を知り(”know yourself”)、 自分で変化に気付けるようになる(”find yourself”)ことができれば、生活は確実に変わります。
実際それらにより、僕自身の体が大きく変わりました。食後の眠気が少なくなったり、歩き方が変わって股関節の痛みがなくなったり。うつっぽい気分になることも少なくなりました。
変わったのは僕だけではありません。JINで養生を提唱し始めてから5年。世の中が変わりました。JINと一緒に、養生を世に広め、また養生のコンセプトに合った商品開発をしたいという企業さんが増えてきたのです。
これからも、みんなで力を合わせて、日本から養生(Yo-Jo)を世界に発信していきたいと思います。
引き続き、応援いただけますよう、どうかよろしくお願いいたします!!
理事紹介
須田 万勢 / Masei Suda
医師
諏訪中央病院
リウマチ膠原病センター
現在、諏訪中央病院に伝統的に続く「ほろ酔い勉強会」を担当し茅野市をはじめ病院外とも積極的に関わり養生について積極的に発信している
宮下 雅俊 / Masatoshi Miyashita
指圧師
世田谷指圧院てのひら代々木駅前店 院長
https://shiatsu-labo.jp
臨床で活躍する傍ら、本来の指圧の真髄を伝え継ぐ為に症例研究発表や後輩の育成にも奔走中
弓田 望 / Nozomi Yumita
株式会社いつも心は太陽と 代表
https://itsukoko.com/
消費量減少の一途を辿っている日本人の養生食であり原点でもある「お味噌」にフォーカスを当て食文化の見直しを図っている
社団の目的
当法人は次の事を目的として設立されました。
1. 人間の可能性を引き出す「養生」を提案し、世界に発信する。
2. 人間に関わるあらゆる職種が、垣根を超えて知恵を出し合うための共通基盤を創生し、古今東西の医療の橋渡しをする。
3. 統合医療を医療のリベラルアーツと定義し、自由と責任を持ってその発展に寄与する。
社団の事業内容
1. 統合医療に関する調査及び研究事業
2. インターネットを通じた情報発信
3. セミナー事業
4. 出版事業
5.多様な職種で統合医療をする場を提供するサービス
6.会員の相互扶助と相互研鑽
7.前条の目的に資する人財育成事業
8.その他、この法人の目的を達成する為に必要な事業
社団の所在地
〒391-0001 長野県茅野市ちの3502−1 ベルビア 2F
お取引企業様一覧
◆ 森ビル
◆ DENSO
共催
◆ Fitbit Wellness Day KANSAI 2023 docomo / NTT Communications / fitbit